２次試験に向けた情報収集の中で、ふぞろいっていう言葉を耳にされている方もいると思うのですが、「ふぞろいなXXX」のような似たような名前の書籍が複数あるし、しかも表紙デザインもよく似ているので、どれを買えばいいか、とてもわかりづらく感じている方もいるのではないでしょうか？

私も初めてふぞろいを知ったとき、

「色々あってわかりづらい。どれを買えばいいか、シンプルにわかりやすく教えてくれよ。」

って感じました。

BlogやYoutube等でどれを買うべきか、使い方等も含めて紹介してくださっている方がたくさんいて大変ありがたいと思いつつも、ふぞろいブログとしてもわかりやすく伝えたいと思いまして、この記事を書いています。

「ふぞろいってよく聞くけど、一体何なの？」や、「ふぞろいって色々種類があって、どれを買えばいいかよくわからん。」と感じている方は、まずこちらを読んでみてください。

そもそも、「ふぞろいな合格答案」って何？

「ふぞろいな合格答案」とは、診断士２次試験（筆記）を受験した方から本試験の再現答案を提供いただき、それら多数の答案から得点につながったキーワードを分析した診断士２次試験の対策書のことです。

この書籍の主な特徴として、

• 数百人分の再現答案と得点の分析により客観的な視点で得点に繋がったキーワードや内容を分析している点
• 1年前の合格者が受験した年度の過去問に対応して1年限りのプロジェクトを組成して執筆にあたるため、毎年執筆者が異なる点

が挙げられます。

そして、「ふぞろいな合格答案」は下記コンテンツから構成されています。

多くのブログ等で言及されている『キーワード分析』は「ふぞろいな答案分析」を指し、毎年数多くの受験生にご好評いただいています！

「ふぞろいな合格答案シリーズ」って何？それぞれ何が違うの？

「ふぞろいな合格答案シリーズ」には、各年度の２次試験に対応して毎年出版する前述の「ふぞろいな合格答案」と、「ふぞろいな合格答案」を構成するコンテンツである「ふぞろいな答案分析」、「ふぞろいな再現答案」と「特集記事」を複数年分をまとめて収録しているシリーズがあります。（詳細は下図参照）

図からも分かる通り、「ふぞろいな合格答案」の各コンテンツを、「ふぞろいな答案分析」、「10年データブック」、「ふぞろいな再現答案」に再収録してそれぞれの書籍を出版しているため、これらの間ではコンテンツに重複があります。不必要な買い物をしないよう、購入時には注意が必要です。

で、どれを買えばいいいの？

Step1：まずは最新年度の「ふぞろいな合格答案」を入手する

• この中には、１年分の過去問に対して、ふぞろいとして作成している全てのコンテンツが含まれています
• これを読んでみて、さらに昔の過去問演習をするときに「答案分析」、「再現答案」、「特集記事」のどれが自分にとって必要かを判断します

中小企業診断士2次試験　ふぞろいな合格答案　エピソード18（2025年版）

posted with ヨメレバ

ふぞろいな合格答案プロジェクトチーム 同友館 2025年07月28日頃

楽天ブックス

Amazon

Step2：今後の過去問演習に必要なコンテンツが掲載されている書籍を入手する

• 自身のニーズに応じて無駄なく書籍を購入していただければと思います
• 例えば、「答案分析」のみ必要な方の場合、各年度の「ふぞろいな合格答案」を揃えるより、必要な年度が収録された「ふぞろいな答案分析」で揃えるほうが定価ベースでは経済的です

例：令和元年度から令和6年度、6年分の「答案分析」を揃えたい場合

「ふぞろい」はお近くの書店や各種ネットストアでご購入いただけます！
PCの方は右側、スマートフォンの方はページ下部にAmazonや楽天のリンクが貼ってありますので、そちらからも入手可能です！！

Step3: 必要に応じて「10年データブック」を入手する

• 平成28年度以前の過去問に取り組みたい方には、「10年データブック」をオススメします
• このくらいの古さの過去問を解かない場合でも、与件、設問、解答例をざっと読む、という使い方もできるので、そういう使い方をしたいかどうかも判断要素に入ってきます

最後に

「ふぞろいな合格答案シリーズ」を一度も読んだことがない方は、受験生仲間に見せてもらうでもいいので、早めに「ふぞろいな合格答案」をざっと読んでみて、自分の受験対策へのふぞろいシリーズが必要かどうかを早めに見極めてほしいです。

というのは過去の体験談の中には、２次試験が近くなると、新品も中古品も在庫が少なくなってきて、タイムリーに入手できなかった、というような失敗談もあります。
なので、自分にとって何が必要か早めに判断して、1次試験の直後に確実に手に入るように手配しておくことを強くオススメします。

ここまで読んでくれてありがとうございました。何かの参考になれば、嬉しく思います。