自分の合格戦略を考えよう!

皆さん、こんにちは。
診断士発アメリカ行き★ストレート合格ナビゲーター「ぬまっち」です。

早くも明後日から10月です。アメリカ東海岸は早くも、木々の葉っぱが黄色や赤くなってきました。
さて、多くの予備校の診断士受験コースは、今週前後でカリキュラムが終了となります。本試験までの残り約3週間は自分との戦いです。正しく勉強すれば、この期間、本当に力がぐーんと伸びますので、自分を信じて頑張りましょう。

今日は、二次本試験まで1か月を切り、予備校のカリキュラムも終了し、(ストレート受験生の皆さんは特に)何となく自分の得意・不得意もわかってきたというところで、本試験の合格戦略について、お伝えしたいと思います。

●高得点や4つの事例オールA評価だって目指せると言ったものの
1か月半前、今回から3回前の投稿にてストレート受験生であっても、自分の経験から「高得点や全事例A評価での合格を目指すことができる」と書きました。しかし、合格することだけを考えた場合、わざわざ高得点や全事例A評価など目指す必要はありません。1か月半前の記事では、複数回目の受験生もいる中で、ストレート受験生だって十分チャンスがある試験だということをお伝えしたかったわけです。

ただ、いよいよ本試験も近づいてきましたので、すべての事例の仕上がりが順調で、過去問や予備校の演習等どの事例の得点も安定している方以外は、現実的な戦略を考えていく必要があります。

●平成28年度、自分はこう考えていた
予備校の全カリキュラムを全て終えたちょうど1年前9月末の私は、予備校の模試や演習、また何度か解いた過去問を通して、各事例に対して以下の様な状態でした。

事例Ⅰ:得点がいい時と悪い時があり安定しない
事例Ⅱ:いつも比較的点数は良かった
事例Ⅲ:いい点数を取ったことが無い
事例Ⅳ:事例Ⅱほど高得点は取れないが大コケすることもなく安定した得点が取れる

こうした自分が持つ各事例との相性を踏まえると、自分が合格するとしても、事例Ⅰ60点、事例Ⅱ60点、事例Ⅲ60点、事例Ⅳ60点でのパターンは無さそうだと気づきました。また、とてもオールA判定は無理だと思っていました。

そこで、事例Ⅰと事例Ⅲで一定ミスすることを想定し、一方で事例Ⅱと事例Ⅳの得点を安定・伸ばすことでリカバリーする得点パターンとしようと考えました。
大まかなイメージで、事例Ⅰ55点、事例Ⅱ70点、事例Ⅲ50点、事例Ⅳ65点、合計240点を下限ライン(=合格点)として目指していくこととしました。

●事例ごとに決めた具体的戦略
自分の合格得点イメージを踏まえ、実際の解答(10月の独学での過去問演習、本試験時)にあたっては得点を安定化させるために、以下の様な戦略で解くことを考えました。

事例Ⅰ・Ⅲ
設問で要求していきているセオリーを大きく外すと大コケするため、解答作成にあたっては、「薄く・広く」得点することを心がける。ただし、比較的易しいと判断できる設問(1~2問)は、セオリーや本文根拠を広げすぎずにポイントを突きに行く回答を目指す。

事例Ⅱ
与件文に大量に転がる強み・機会をとにかく逃さない。B社の強みと結びつけることができるか、または実現可能性に無理がなければ、転がる機会すべてに対して提案。
一方で、回答作成にあたっては、全事例の中で最も表現に留意。提案や助言の幅広さだけでなく、その理由や期待効果を明確かつ丁寧に書く。

事例Ⅳ
経営分析は、3項目中2項目は絶対に正答を取るべく、解答手順と着眼点を徹底的に叩き込んでおく。CVP分析、CF計算書も完璧を目指す。NPV・ディシジョンツリーは、最初の方の問題を確実に得点できるようにし、後半の問題は解けなくても良いと開き直る。

とにかく、事例ⅠとⅢは無理をしない・コケない、事例Ⅱで大きく稼ぎ、事例Ⅳでも一定稼ぐことを意識しました。

●戦略の結果と効果
得点開示による結果として、事例Ⅰ61点、事例Ⅱ82点、事例Ⅲ62点、事例Ⅳ72点、合計277点と、自分の戦略よりも大幅に点数は良かったです。ただし、事例ごとの得点バランスは、事例Ⅰ・Ⅲが低く、事例Ⅱ・Ⅳが高いと、事前想定どおりでした。

以上のように、各事例との相性を踏まえた「戦略」を立てたことで、以下の効果がありました。
(1)残り限られた時間で、学習内容にメリハリをつけて、合格に向けての効率性を高められる
(2)得点の高い低いに関わらず、事例ごとに点数を安定化させることができる
(3)得点の安定化は試験当日の精神的な落ち着きにもつながる

想定どおりにいくかは別として、何も戦略を立てずに本試験に臨むより、自分の勝ちパターンを決めておいた方が、いろいろ効果がありますね。
皆さんも、そろそろ合格に向けた戦略を立ててみてください。

【満員御礼】明日9/30の東京秋セミナーに参加される方へ
お申込みと答案を提出いただき、ありがとうございました。
私は、事例Ⅱのある設問を担当させていただきましたが、厳しく採点させてもらいました。
私はセミナーには参加できませんが、参加される皆様にとって実り多きものとなることを祈っています。
また、採点をして気づいたことがありましたので次回の投稿でも触れたいと思います。

明日はライフハックママ★2.5年生合格ナビゲーター「みゅー」の登場です。
この秋どうやらシリコンバレーに来るらしい(?)みゅーからのアドバイスをお楽しみに。

それでは、また次回お会いしましょう。

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カテゴリー: 多年度生向け, ストレート生向け, 2年目生向け, 2次試験, ぬまっち
自分の合格戦略を考えよう!” への1件のコメント
  1. なにわのぴかちゅう より:

    2次試験なんて詰将棋みたいなもんですわ。
    強みやら課題やら外部環境やら、詰むようにお膳立てしてくれてるから、あとは手順を間違わないだけ!
    現実社会に比べたら何も難しいことあらへん!

    • ふぞろい より:

      なにわのぴかちゅうさん

      ふぞろいな合格答案公式ブログをお読みいただき、またコメントをいただきありがとうございます。

      詰将棋とは言い得て妙ですね。
      特に事例Ⅱはお膳立てが明確ですので、手順を間違えずしっかりと反応できれば、ある程度の得点が期待できると思います。
      一方で、約230枚の再現答案を見させていただき気づいたのですが、お膳立てに気づいていても、答案にわかりやすく「お膳立てに気づいていますよ」のアピールが出来ていない勿体ない答案が多かったことです。
      こうした答案は、表現の仕方に気を付けることで一気に高得点になりそうです。

      >現実社会に比べたら何も難しいことあらへん!
      そういった試験に対するポジティブな考え方大好きです。
      このまま勢いにのって合格を掴まれるよう応援しています!

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